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D DESIGN TRAVELシリーズを読んだ。
率直に、とてもいい旅行本である。
旅行本。
おそらくは、関連書籍も含めると年間を通じて出版される本トップテンに入るのではなかろうか?
そんな中でも、個人的には、その種類を大きく分けて2つに分けることができるとおもう。
一方は、旅先のスポットを切り取って紹介した本。
他方は、旅とはなんぞや的な、旅行を通じて得られる経験や体験に焦点を当てた本。
自分は、見どころスポットだけを切り取って紹介する旅行本を購入することはめったになく、もっぱら後者の本を購入するタイプである。
ところが、このD DESIGN TRAVEL。
その両方をうまく混ぜあわせて、まとめあげられている。
モノやコト。
そしてそれらを生み出す企業。その背景にある人のつながりなどを、よく咀嚼してスマートに説明している。
人と会いながら、そのお店を紹介して、企業を紹介して、そしてその土地の取り組みを紹介している。
こんなに深くまでその土地のことを調べて、丁寧に紹介している旅行本は未だかつて見たことがない。
作り手側がその土地の深くまで入り込まなければ、到底分かりえない土地の良さを多数紹介しているのだ。
なんとなく、その土地に住んでいる友達に面白い場所を紹介してもらっている感じがするのが小気味いい。
また、土地とゆかりのある企業を紹介しているのもおもしろい。
誰でも知っているような大企業のルーツを再発見することができたりもする。
読み終わると、なんだか自分の身近にあるそうしたスポットを探したくなってしまう。
ってことは、旅行本としては失格、、、なのか???
