

- 冬季オリンピックが始まった。
- 4年に一度のこの祭典。このチャンスでしか手にすることのないメダルを目指して、
選手一人一人が国家の代表としての責務を果たしながら、己の力の限界に挑戦する。
そして、それを各メディアを通して見ることの出来る喜び。まさに恐悦至極である。
- 2月12~28日までの2週間強の日程で開催される本大会には、史上最多の82の国と地域が参加。
その中で、日本選手団は94名(役員含まず)で構成されている。
また、競技以外のさまざまな場面で、たくさんの国と地域の文化を垣間見ることができるのも、
やはりオリンピックの醍醐味であろう。
- 今大会はカナダ、バンクーバー市内及び郊外のリッチモンドにある屋内競技場の他に、
ウェストバンクーバーとウィスラー・ブラッコムにあるいくつかの会場に分かれて開催される。
- 余談だが、カナダのバンクーバーは鏡張りのビルが多いのが特徴だ。
理由は、空が壁のミラーに反射して高層ビル群特有の圧迫感を軽減するからだそうだ。
また、バンクーバー内の至るところで出店しているホットドッグがやたらとうまいので、
食べ過ぎへの注意が必要だ。
- それにしても、冬季オリンピックは夏季オリンピックと比べるとなんとなく影が薄い気がするが
その歴史は意外と古く、1924年のフランスはシャモニー大会が第一回の開催である。
その後、第二次大戦の中断を経て、夏季オリンピックと同じ年に開催されていたが、
1994年のリレハンメル大会より、2年ずらしての開催となった。
ちなみに本大会で21回目の開催となる。
- また、オリンピックの象徴でもある五輪のマーク(オリンピックシンボル)は、
クーベルタン男爵が考案し、世界5大陸(青:オセアニア、黄:アジア、黒:アフリカ、緑:ヨーロッパ、赤:アメリカ)と
五つの自然現象(火・水・木の緑・土の黒・砂の黄色)と
スポーツの5大鉄則(情熱・水分・体力・技術・栄養)を、
原色5色(および単色でも可)と5つの重なり合う輪で表現したものであるとする説が有力である
。他にこの五色で世界の国旗全てが表されていたとする説もある。
5つの重なり合う輪はまた、平和への発展を願ったものとなっている。
※ウィキペディアより抜粋。
- 上記の説明にもあるように、オリンピックの基本理念はスポーツを通じた国際平和である。
国家を代表したアスリートたちが、国同士で戦う。
銃や爆弾ではなく、個々の肉体のポテンシャルを担保に、互いが尊重し合いながら競い合う。
そしてそんな姿は、見るものにたくさんの感動を与える。敗者を馬鹿にする勝者は一人もいない。
こんなフェアな手段で、世界の多くの国が一つになっているという事実。
人種が違っても、宗教が違っても、文化が違っても、
ひとつになれるこんな素晴らしいツールを僕たちは持っている。
オリンピックは、多種多様に複雑化してしまった人間社会が
生み出した最高の財産ではないかと思う。
いつまでも、この祭典が続いていって欲しい。
- 何はともあれ、選手と同様に、この2週間を存分に楽しみたいものである。
