

- 春である、登山である。
- ということで、三輪山に行ってきた。
- 三輪山は、奈良県の最北部、奈良県桜井市の南東部にそびえる、標高467mの円錐形の山である。 そんなに標高は高くないのだが、あえてこの山に登った理由がある。
- じつはこの三輪山、山自体がふもとの大神神社の信仰対象になっているのだ。
- 大神神社は、三輪山そのものを神体(神体山)として成立した神社であり、今日でも本殿をもたず、拝殿から三輪山自体を神体として仰ぎ見る古神道(原始神道)の形態を残している。自然を崇拝するアニミズムの特色が認められるため、三輪山信仰は縄文か弥生にまで遡るとされている。
- 古墳時代には、ヤマト政権の初期の三輪政権が存在した場所でもあったようだ。
- そのため、大昔より神の宿る山とされ、三輪山自体が御神体であるとの考えから、常人は足を踏み入れることができない禁足の山とされ、江戸時代は神社の山札がないと入山することができなかった。 (ウィキペディアより抜粋。)
- 現在は入山の規制自体は緩くなってはいるが、それでもいくつかの規則があるので、下記に列挙してみた。
- ◯入り口で渡されるタスキは外してはいけない。
◯山では、飲食行為は一切禁止(水だけは飲んでいいらしい。)
◯写真等の撮影行為は一切禁止。
◯山のものは葉っぱ一枚に至るまで一切持ち帰ってはならない。
◯往復3時間以内で戻ってこなくてはならない。 - おお、!と言う感じである。
制限事項が、山の神聖さを際立たしている感じで、なんだかちょっと燃えてくる。 - そんなこんなで三輪山に登ってきたのであるが、正直なめていた。
- いくら御神体とはいえ、そこは標高467mの山。
おそらくハイキング気分で登れるだろうとたかをくくっていたのだが、大間違いだった。 - 緩やかなハイキングコースなんぞは全体の5%で、あとの95%は際限なく続く、
心臓破りの上りであった。当然ながら、御神体に階段などあるわけもなく、
ひたすら斜面を登、登、登、、、、、。 - 朝ごはんに、ピザトーストにドーナツ、そしてコーヒーなんぞをしこたま堪能してしまった自分を、頭の中でひたすら罵倒しながらの上りであった。
- やんごとなき神様の体をはいつくばりながら登っていく、髭男爵のような風体の自分。
正直な話、神様的にもこんな人間に登って貰いたくはなかったろうと思う。 - なんとか、這いつくばって頂上までたどり着いたが、正直、気持ちイイとかそんな気持ちは一切ない。 まさに、荒行であった。
- その後、下りも幾度となく転げ落ちそうになりながら、なんとか下まで降りることが出来た。
- とにかくあの山は危険である。
なめていくと、痛い目にあうことは間違いない。 - しかし、そこは日本最古の大神神社(らしい)。
一度は行ってみる価値はあると思う。 - ただ、朱印をもらうのなら巫女さんにお願いすることをおすすめする。
出仕の方に書いてもらったところ、墨書きが信じられないほどのヘタさであった。
あれなら自分の方がうまいと思う。 - それにしても、「ちょっとお参りにきたついでに山の神様拝んでみちゃう?」的な、ヒールをはいたあの女性たちは頂上までいけたのだろうか?また、ヒールで踏みつけられた神様の気持ちも、非常に気になるところである。

















