「大寒」を迎えた2月。年始のDoors garden marketは、朝から小雨でした。どうしても、雨は敬遠されがちですが、良い始まりの言葉として、使用されることもある「雨」。
例えば、「雨降って、地固まる」のことわざ。改めて調べてみると、何かの困難を乗り越えた後には、より結び付きが固くなるという意味でした。
雨で足元は良くなかったのですが、それでも足を向けてくださったお客様とスタッフ、そしてその野菜を作ってくださった農家さんとの関係を、より深めていくことができると思います。
今月のメイン企画は、DOORS DININGスタッフ手作りの「甘酒」。今話題になっている麹の栄養を最大限に活かしたドリンクです。
玄米をおかゆにして、それを無農薬の米麹を混ぜ、50℃~55℃の温度で大切に、大切に、8時間湯せんします。少し玄米の食感が残る程度。砂糖などは、一切使用していませんが、自然な麹の甘みが口の中でふわっとやさしく広がります。
アルコール分の入っていない「甘酒」はお子様でも美味しく飲んでもらうことができる優しい味。無添加で、無農薬の手作りだからこそ、出せるのです。「おいしい!」という最高の言葉と、ステキな笑顔をいただきました。
「甘酒」は、必要な必須アミノ酸がバランスよく含まれている優れた飲み物です。冬の季節に暖かくして飲まれがちですが、江戸時代には夏に栄養補給ができる、手軽な飲み物として重宝されていました。また麹には、食物繊維とオリゴ糖がバランスよく含まれ、体の調子を整える効果もあります。
先人は、米や麦などを精白するときに出た糠なども無駄にせず、発酵をさせ、うまく私たちの生活に取り入れられるように、また生きる環境と調和するように、無理のない生活を送っていたようです。それこそ、DOORSが目指すシンプルな心地よいライフスタイル。現代を生きる私たちの役割として、大切に受け継いでいきたいですね。
前回の「鏡餅作り」のコラムに引き続き、日本の文化から学ぶ。
これからもDoors garden marketでは、このような安心できる「食」を中心とした人や自然との繋がりを、皆さまへの発信できる場として、開催していきたいと思います。
一年をめでたく迎える鏡餅をつくる 次回をおたのしみに
「暮らしのコラム」
特別ではない、誰にでも生活の中から見つける事ができる「心地よい暮らし」へのきっかけを共有するコラム。
書き手と読み手、お互いに新しい価値観が発見できるコラムになれば幸せです。