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    -この春に読みたくなる本を一挙ご紹介!-

2016.02.29

SOMOSOMO BOOKSで”読書の春”をしませんか?
-この春に読みたくなる本を一挙ご紹介!-

SOMOSOMO BOOKSで”読書の春”をしませんか?<br />-この春に読みたくなる本を一挙ご紹介!-

URBAN RESEARCH DOORS 虎ノ門店、店内の一角にあるブックコーナー「SOMOSOMO BOOKS」。
アート、トラベル、かぞく等といった様々なジャンルから約2000冊の書籍が並びます。

「IN THE FIRST PLACE=そもそも」がコンセプトのブックショッププロジェクト。「SOMOSOMO BOOKS」では、衣服や生活雑貨と本の世界に、共通の物語を見出して、ヒトとモノ、モノと本、本とヒトとの親和的な関係を紹介しています。

詳しくは以前ご紹介したNEWS記事をご覧ください。
「“SOMOSOMO BOOKS”でちょっといい出会い」

今回、SOMOSOMO BOOKSでおすすめの本を一挙ご紹介いたします。
春の日にお気に入りの本に読みふける。そんなひと時のおともになれる一冊を見つけてみてください。

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『百年の愚行』(Think the Earthプロジェクト)

「Think the Earth」というNPO団体によって2002年に出版された写真集です。そもそも僕らの毎日がどのように地球と関わっているのか、その認識はおそらくとても脆弱なものではないかと思います。
日々あたりまえのように消費するあらゆるものは、産業革命以降のグローバリゼーションの飛躍的な発展によってもたらされましたが、その功罪のようなものを通じて、僕らはこの地球に何をしてきたのか、衝撃の事実から目を背けずに足跡を辿り、逃げ場のない事実を感知できる良書だと思います。

『水源』 アイン・ランド
『水源』アイン・ランド著 (ビジネス社)

近代建築の巨匠「フランク・ロイド・ライト」について調べていた頃に、彼をモデルにしたと言われる小説があることを知りました。
「スタイル(様式)」や「流行」とは何かを読者に問い立てるこの物語は、強欲が渦巻く大都市で必死に新しい時代を切り開こうとする若い建築家のハワード・ロークの姿がとても力強く、ファッションの世界にも通じる「時代の移行期」の勇者の姿に感動させられます。
相当なボリュームがありますが、淡々とした文体はむしろリズムよく、読み進むのにそれほど苦労はありませんが、とても重たいので寝転んで読んでいていて、うっかり顔に落としてしまわないように注意が必要です。

『すばらしき父さん狐』 ロアルド・ダール
『すばらしき父さん狐』ロアルド・ダール著 (評論社)

ウェス・アンダーソン監督のストップ・モーションアニメ作品『Fantastic Mr.Fox』の原作です。
英国を代表する児童文学作家ロアルド・ダールによる、こうまんちきで欲深い3人の農場主たちと、家族を守る父さん狐(とその仲間たち)との攻防戦を描いたこの物語は、挿絵がたくさんあって、まるで絵本のように楽しめます。
環境とは誰のものなのか、生きるために本当に必要なのは何か、そういった本質的な問いが秘められている永遠の良書です。

ファンタスティック Mr.FOX』メイキングブック
『ウェス・アンダーソンの世界 ファンタスティック Mr.FOX』ウェス・アンダーソン著 (DU BOOKS)

ウェス・アンダーソン監督『Fantastic Mr.Fox』の製作の裏側を納めた貴重なメイキングブックです。
世界を駆け回るウェス・アンダーソン監督とロンドンに設けられた撮影スタジオとのメールの往還や、たくさんのアイデアメモや指示書き、ビジュアルサンプルに各解説を満載し、どのシーン、どのカットにもよほど目を凝らしてスクリーンや画面をのぞき込まないと分からないようなところにまで徹底的にこだわって製作された様子がよくわかります。
ウェス・アンダーソン監督のファンのみならずとも、パペットを用いたストップ・モーションによるアニメーション製作の裏側が読める一冊として、完全保存版です。
SOMOSOMO BOOKS及び、一部を除くUR DOORS各店でのキャンペーン中は作中に登場する風景画のミニポスターが貰えます。(→ 詳しくはこちら)

『こっぷ』
『こっぷ』谷川俊太郎著 (福音館書店)

なによりもこの好奇に満ちた表情の少年。そして「こっぷ」が持つ知られざる超能力。
この本の場合は「写真絵本」ですが、日常から余分な情報を削ぎ落していくことで立ち現われてくる不思議な世界。
いつでも手元に置いておきたい心のストレッチ絵本としてオススメです。

『月と六ペンス』 サマセット・モーム
『月と六ペンス』サマセット・モーム著 (新潮社)

そもそも幸せとは何か。芸術の前に物的豊かさは無力であるという痛烈なメッセージが込められた『月と六ペンス』は、イギリスの秘密情報部(MI6)のメンバーだったことでも知られるイギリス人作家サマセット・モームによる人気小説。
主人公はフランスの画家・ポール・ゴーギャンをモデルにしていると言われ、月は「理想や夢想」であり、六ペンスは「現実」を表しているのだそう。

『移動祝祭日』 アーネスト・ヘミングウェイ
『移動祝祭日』アーネスト・ヘミングウェイ著 (新潮社)

アメリカを代表する作家アーネスト・ヘミングウェイが1921年~1926年までを過ごしたパリでの思い出話。
お金はないが、とにかくよく出掛け、よく飲み、よく語り、よく賭ける。喧嘩もすれば、恋もする。そして、書く。
ヘミングウェイ曰く、若い頃にパリで過ごしたことがある人には、その後いつまでもパリは付いてくるのだと。
まさに移動祝祭日のように。2011年に公開されたウディ・アレン監督作品『ミッド・ナイト・イン・パリ』と一緒に楽しむと面白さ倍増です。

『ヘミングウェイの流儀』 今村楯夫 山口淳
『お洒落名人 ヘミングウェイの流儀』今村楯夫、山口淳著 (新潮文庫)

旅や釣りや狩猟を愛したヘミングウェイはアウトドアの人でもあり、海や大地、風との会話を楽しむ達人でもありました。そんな彼が愛用した数々の品が紹介されています。
さすがに愛用品だけあって「ヘミングウェイ」の勇猛なイメージにピタリとハマるものばかりですが、現行で入手可能なアイテムもいくつかあるのが嬉しいです。
SOMOSOMO BOOKSでもとても人気の本です。

『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』村上春樹
『もし僕らのことばがウィスキーであったなら』村上春樹著 (新潮社)

ウィスキーを介した会話。想像しただけで、社交場での大人の沈黙が思い浮かびます。
それはバーテンダーと客との間かもしれない。家業を紡ぐ父と息子との間かもしれない。あるいは孤独を楽しむための内なる言葉かもしれない。
シングル・モルト・ウィスキーの聖地として名高いスコットランドのアイラ島やアイルランド各地を巡る紀行文としても美味しい一冊です。

『森の生活』 ウォールデン:ヘンリー・ディヴィッド・ソロー
『森の生活(上・下)』H.D.ソロー著 (岩波文庫)

19世紀半ば、日本が数回目の黒船来航で混乱をきたしていた頃、アメリカもまた南北戦争へ向かう重要な時期を迎えていました。
北部と南部に分かれて各都市の経済や文化が激しく変化するなかでハーバード卒のソローはあえて自然との暮しを選びます。
森の静寂と四季の移り変わり、鳥や動物たちとの交流、ウォールデン池の水面の美しさ...。
彼の描写したそれらすべてが、現代を生きる僕たちにも鮮明に写ります。
あえて都会の喧噪から離れて森に籠った主人公になったつもりで森の深淵に身を浸してみてください。

『強力伝・孤島』 新田次郎
『強力伝・孤島』新田次郎著 (新潮文庫)

SFや時代物もそうですが、行ったこともない世界なのに、まるでその場にいるかのような興奮と感動が味わえるのが小説の面白いところ。
「山」を舞台として人間の生き様や自然の美しさと厳しさを描いた山岳小説の名手として、新田次郎は欠かすことのできない作家です。
この『強力伝・孤島』という短編集の中でも特に衝撃的だったのが『強力伝』。
50貫(約187kg)の石荷を3000m近い白馬岳山頂まで背負って運び上げた伝説の強力(ごうりき)の実話に基づいていて、何度も友達に薦めたのを覚えています。

『おちゃのじかんにきたとら』 ジェディス・カー
『おちゃのじかんにきたとら』ジェディス・カー著 (童話館出版;改訂新版)

寓話を多く扱う絵本において、込められた教訓や作者のメッセージに気がついたときの面白さには格別のものがあります。
第2次世界大戦前夜のドイツ・ベルリンに生まれたジェディス・カーによる『おちゃのじかんにきたとら』にはそういった驚くべきメッセージが込められていました。
戦争は表立って批判できない。
「虎が何を意味しているのか」に気がつくと物語の印象が大きく変わるはずです。

『地球の上に生きる』 アリシア・ベイ・ローレル
『地球の上に生きる』アリシア・ベイ=ローレル (草思社;新版)

ミッドセンチュリーを経て、冷戦と宇宙開発競争に奔走した後、ベトナム戦争へと進んでいった大戦後のアメリカ。その傍らで思想の自由を求め、独自のコミューンを形成していった若者たち。
後にヒッピーたちの聖地として語り種となる西海岸はウィラーズ・ランチでの体験をもとに編纂されたのがこの『Living On The Earth(地球の上に生きる)』であり、日本では1972年の刊行以来、今もフォロワーを生み続けている名著です。数年前に東京でご本人の唱うライブを観て、その瑞々しい歌声に感動しました。力まない自由な息づかいがそのままのタッチで描かれたイラストも素敵です。

SOMOSOMO BOOKS
SOMOSOMO BOOKS

品々の持つストーリーを読み解き、物事の本質をひも解く「そもそも」をコンセプトにした書籍コーナー、造形作家集団Gelchopによる特製ブックワゴンが鎮座します。

公式Webサイト外部リンク

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